今日はフードジャーナリスト、食文化研究家であられる向笠千恵子さんの著書である「和食は福井にあり 鯖街道からコシヒカリまで」を紹介いたします。
福井県にルーツを持つ著者が、和食が無形文化遺産に決まったときに福井の遠縁の家を訪れた時に食べた「ちんころ煮」を思い出したそうです。
そして、福井を観察すれば和食がわかってくるのではないか….と着想しこの本を書き上げたそうです。
本書は『御食国・若狭の海幸と鯖街道』『和食を支える「米」と「大豆」』『和食の基本は海山里の新鮮美味』など8章で構成され和食をとことん掘り下げられた内容です。昨年、美味しいそば日本一を獲得した越前そばや日本酒、へしこなども紹介されていて我々が取り扱う越前町の『越前がに』のことも現地をしっかり取材されて正しく書かれておりました。
こちらの本を手に取って、越前蟹の本陣がご提案する『越前がに』や『せいこがに』を召し上がっていただくと美味しさもひとしおになるはずです。
「和食は福井にあり 鯖街道からコシヒカリまで」向笠千恵子 著、平凡社新書
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