コレクション: 越前甘エビ

官能的にとろける甘み『甘えび』


舌上でゆっくりと官能的にとろけていくその甘み、それが「越前甘えび」の最大の魅力です。口に含むとプリっとした心地よい食感と少しずつ滲み出る甘い旨味に笑顔もついついこぼれてしまいます。甘エビに多く含まれるアラニン、セレンなどのアミノ酸に起因する甘みに加え、成人病予防の成分として期待が寄せられるタウリンも豊富で、栄養面からみても稀有な食材です。流水で短時間で解凍できるためお手軽に調理でき、刺身や焼き物、汁物と様々な方法でお楽しみください。


船上からそのまま食卓へ


越前がにと並び絶大な人気の「越前甘えび」は山陰以北の日本海と北海道周辺の近海に生息しています。福井県の沖合200〜500m付近は餌となるプランクトンが豊富で、また生育に適した水温でもあるため良質で甘みの強い甘えびが育ちます。越前漁港ではマエダレ網を用いて底曳網漁が行われます。マエダレ網は錘(おもり)を外した網のことで、海底から網を浮かせて曳くことができるため他の魚がほとんど網にかからず、ほぼ無傷の甘エビが深海に生息する姿そのままに水揚げされるのです。水揚げ後すぐにサイズや品質を丁寧に手作業で選別し、船内で急速冷凍します。通常冷凍の際に使われる酸化防止剤を使用していないためエグ味が全く無い純粋な甘エビの味をお届けできるのです。荷上げ後はグレーズ(氷幕)処理を施していますので、鮮度そのままにご家庭でお楽しみいただけます。