越前がにの魅力

exquisite taste

無上の味

福井県の冬の味覚の王様と呼ばれる「越前がに」。 むっちりと詰まった甘く上質な身と濃厚で豊穣なかにみその旨味は、他に類を見ない正に無上の味。冬の日本海から確かな逸品を真心込めてお届けします。

Proof of quality "yellow tag"

品質の証「黄色いタグ」

越前町漁業協同組合が1997年より他県産と区別するために付け始めた「黄色いタグ」は福井県内で水揚げされる全ての「越前がに」につけられています。このタグは各漁業組合で厳重に管理され、大きさや品質など厳しい条件をクリアしたもののみに取り付けることが許される「越前がに」の証明となるものです。

Registered under the "GI"

「地理的表示保護制度(GI)」に登録

2018年、福井県の「越前がに」が農林水産省が進める各地域ならではの環境や伝統などの特徴をもつ地域産品を守り伝えるための「地理的表示保護制度(GI)」に登録されました。
福井県はずわいがにの産地としての長い歴史を持ち、弊社を含め水揚げされたずわいがにの品質を適切に評価できる「目利きの力」を有する者が数多くいます。厳しい品質評価をクリアした良質のずわいがにを安定して水揚げできるように、我々漁業者はずわいがにの品質向上に取り組んできました。漁獲後水揚げされるまでの間、ほとんどのずわいがにが生きた状態のまま水揚げされることから、鮮度の良さ身質の良さが特徴です。
90年以上にわたり皇室に特産品として献上され、福井県を代表する水産物として全国に名を知られています。

miraculous fishery

奇跡の漁場

暖流と寒流のぶつかる越前沖はカニのエサとなるプランクトンや小魚などが非常に豊富です。また沿岸部に向かって段々畑のように深くなる海底の地形はカニにとって棲息のしやすい場所となっており、他地域には見られない特徴です。
これらに加え冬の寒さ、海水温の低さなど様々な要因が見事に重なり合い絶好の漁場となっています。さらに越前漁港では小型底引き網船が主であり日帰り漁を行うため、より新鮮な越前がにをお届けすることが可能です。

fishing continues from Muromachi

室町より続く越前蟹漁

越前におけるズワイガニ漁の歴史は国内で最も古いと云われ、室町時代後期の公家三条西実隆の記した日記「実隆公記」にすでに「越前蟹」という表記を見ることができます。明治時代になると「越前がに」が皇室への献上品となります。明治42年に当時の福井県知事が丹生郡四箇浦村(現越前町)で水揚げされた「越前がに」を東宮御所に献上した内容の新聞記事が現存しており、以降代々の天皇に福井県で獲れた蟹を献上しているため「越前がに」は“献上がに“としても有名です。