海藻によるSDGs

海藻によるSDGs

昆布やわかめ、海苔など古くから日本人には馴染み深い食材である海藻が近年、世界中から注目されていることをご存じでしょうか。
環境問題や食料問題など地球を取り巻く様々な課題を解決するために、重要な役割を担いつつあるのです。

東から東南アジアなどの発展途上国を中心に行われている海藻の養殖産業は世界の養殖生産の約51%を占める生産量の高さを誇っています。FAO(国際連合食料農業機関)の統計によりますと、世界の海藻養殖生産量は2000年には約1060万トンでしたが、2018年には約3240万トンと3倍以上に増加し、現在でも生産量が落ちることなく推移し地域経済の一翼を担っております。

また環境問題において二酸化炭素の排出量削減は最重要課題の一つですが、海藻の養殖は1ヘクタールあたり熱帯雨林の約3倍の炭素を吸収します。地球上の光合成の約50%は海藻で行われているのです。

海藻は栄養価の高い食材としてだけではなく、医薬品や有機肥料、燃料など幅広い用途に活用できる可能性を有しており、世界各国の様々な研究機関が注目しています。

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